「Song of Persia ―イランの絵と詩と音楽と―」その2

先週の土曜日、イランの音楽演奏とポエトリーリーディングを聴きに行ってきました♪
“レザ・ラハバ”さんが描いた絵楽譜と、詩「鳥」「雨」に、“上畑正和”さんが曲を作られ、その絵と詩と音楽を体感してきました。
美しいです!!素晴らしいです!!
この日はイラストレーターのジュンさんと一緒に聴きました。
詳しい模様がジュンさんのブログに書かれていますので、ぜひご覧になってみてくださいね(^_-)
http://jun-yoshiyachi.ciao.jp/

私は、この日は時間がなく絵本は観られなかったので、今日もう一度行ってきました。たっぷり観た後、会場にいらしたレザさんとお話しをすることができました!先週のライブと詩に関して、いろいろと聞かせてくださいました。
そして、詩「鳥」「雨」をこのブログで紹介させていただいてもOKとの了解をいただきました♪
さっそくご紹介をさせていただきます。
では、どうぞ〜!!

『鳥』
麗しい大地よ。
風と岩と花畑と、砂ぼこりさえも。
草木の育む音
刻々と
草木の育む音

かごでさえずるやさしい小鳥
広げた翼で風にのる
心は庭先の梢を行ったりきたり
背後には深いみどり
宝石の目をしたもう1羽が
秘かに待ちわびている、なにか。

空に放ってとは言わないから、
かごごと庭に運んでおくれ。
それで心は満たされる。
(バハール)

鳥は知らない
美しいから かごの中
それでも鳥は さえずり うたう
それでも鳥は さえずり うたう
(Song of Persia 第一楽章)


『雨』
雲を連れて旅に出る。
土をうるおし、命をわかつ。
雨は降る。
大地はみどりに変わり
雨上がりに立ちのぼる、かぐわしい土の香を“愛”と呼ぶ。

空に描かれた光と色の弓型、
歓喜する地上が受けとるものはこぼれ落ちる光の粒。

雨は降る。
呼び起される太古の記憶。
砂漠が夢見た海原に、心はときめき
いつか、
芽吹きの季節にゆりかごでまどろめば
すべてはみどりにかわる、すべては。
(Song of Persia 第三楽章)


どうですか、この美しさと力強さ!!きっと伝わったと思います❤
心の中で詩の情景を浮かべ、しばらく浸りたいような感覚になっていませんか!?(*^_^*)ぜひ、浸ってください!(^^)!

そしてレザさんは、『フルーツ、ハーブ、野菜たっぷり 家庭で楽しむペルシャ料理』という本も書かれています。私は購入いたしました♪
まずはこの中の“ペルシャンスイーツ”からトライで〜す(^.^)
お料理の本なのに、スイーツかい!と、つっこみが入りそうですが。。。


「Song of Persia ―イランの絵と詩と音楽と―」は、渋谷ロゴスギャラリー(渋谷パルコ パート1 B1F)にて、21日火曜日まで開催されています。イランの世界を感じに、立ち寄ってみてはいかがでしょうか(^^)/

好子

レザ・ラハバさんのブログです。
http://cafepersia.exblog.jp/